冬キャンプに行ってきてわかった5つの注意点
タイトルの通り、少し前の11月30日と12月1日にかけて友達とキャンプに行ってきました。
場所は静岡県のふもとっぱらキャンプ場です。
とても広いキャンプサイトで開放感が抜群でした。
富士山が真正面にあるので眺めは最高の一言につきます。
実際に取った写真がこれ。
これ見ながらコーヒー飲んでみ?クソうまいぞ?
なお気温は最低でマイナス1度です。
お湯とかどんどん冷めます。笑えるぐらいにね。
今回のキャンプは人生で初の冬キャンプだったので、結構重装備で行きました。
ニット帽被ってダウン着てネックウォーマーつけて手袋つけて、ヒートテックもタイツも忘れずに着て行きましたが、それでも寒さは容赦がなかったですね。
凍死するほどのレベルではなかった
なので今回は実体験に基づく冬キャンプの注意点をお教えします!
①カイロは絶対に持っていくべき
カイロは冬キャンプの必需品です。
というのはみなさま分かっておられると思いますが、持ってくカイロは貼るカイロにしてください。
貼るカイロは貼った場所が暖かくなるだけではなく、血行をよくしてくれます。
冬のキャンプは基本的に焚き火の前からあまり動かないので、焚火に当たっている場所は温まりますが、ずっと座ったまんまでなので全身の血行が悪くなります。
そうなると焚火の当たってない部位の温度が冷えていく原因になり、下手したら凍傷になる事もあります。
なので体の血流が集中する場所にカイロを貼り、全身の血の巡りをよくしてあげてください。
体温が奪われるとマーーージで死ぬので。
後述しますが貼るカイロは足裏に対応しているものもあるので、そちらも買っておく事をお勧めします。
あと寝る数時間前に寝袋にカイロを貼り付けておくと、寝袋の冷え防止になり、気持ちよく眠る事ができます。おためしあれ。
②足元の寒さ対策を忘れずに
寒さ対策する時に忘れがちになるのが足元の寒さ対策。
いやさすがに冬キャンプにビーチサンダルでいくとかそういうバカはほっておくとして、足元の寒さ対策は全身で一番気をつけたほうがいいです。
ロングソックス履いてけば大丈夫じゃね?みたいに思う人は多分地獄を見ますよ。
冬のキャンプ場は空気が冷えるだけじゃなくて、地面もかなり冷えるんですよね。
地面が冷えると地面に結露した水が靴に付着して、そっから靴下が濡れて足の温度が奪われ、動きづらくなります。
なのでそうならない為にも足元の冷え対策はしっかり行いましょう。
おすすめは足に貼るカイロと、ウィンターブーツです。
靴下が少しでも露出しているとそっから空気の水分が結露して湿っていくので、ウィンターブーツは必ず履きましょう。スニーカーは絶対にやめたほうがいいです。
③焚き火の準備はしっかりと
焚火は冬キャンプに欠かせないものであり、冬キャンプの醍醐味そのもの。
これがないとキャンプは始まらないってぐらい重要です。
そして焚火をする際は、必ず焚火台を買っておきましょう。
④ご飯は簡単に作れるものにしよう
「せっかくキャンプいくんだし美味しいご飯作りたい!食べたい!」って言いたい気持ちはわかります。
日常から切り離された非日常空間で優雅にご飯を食べたいのはもちろんのことですよね。
だけど冬キャンプはあれなんですよ。
寒いから作ったものすぐ冷めちゃうんですよ。
しかも寒いから手もうまく動かせないですので、細かい技量が必要なご飯はオススメしないです。
なので焼くだけとか、お湯で煮るだけで完成する調理が簡単なものがベストです。
個人的にオススメなのは、焼いてすぐ食べれる焼肉と、具材をスープに入れて煮るだけで完成する鍋類です!
焼肉は焚火ついでに木炭を入れてお肉を網に乗せるだけでいいですし、鍋は完成を待つだけで済みます!
この二つはゴミも出にくいので本当にオススメです!
⑤寝袋の適正温度を必ず確認しよう
これはもう絶対に確認してください。生死に関わります。
寝袋には限界使用温度、快適使用温度というものが存在します。
読んで字のごとく使用できる限界の温度と快適に使用できる温度ですね。
冬のキャンプは本当に寒いですし、地面からの冷気も受ける事になります。
使用温度に当てはまってないとどれだけ着込んでも普通に寒いです。
ファッキンコールド!
なのでキャンプの1週間前に予報気温を確認して、キャンプサイトの気温が快適使用温度に当てはまっているか確認しておきましょう。
限界使用温度をオーバーしてなければセーフですが、ギリギリを狙うのはやめましょうね。
あとできればシュラフは快適使用温度の範囲が広いものを買っておく事をお勧めします。
服と違って夏用冬用といった決まりはなく、冬に使えるものは夏にも快適に使えます。
「冬用の寝袋を夏に使ったらクソ暑くて寝られないんじゃない?」と思うもしれないですがそうじゃないんです。普通に夏に使えます。
なぜかというと寝袋の性能は快適使用温度の範囲の広さで決まっているからです。
わかり易く言うとマイナスの温度にも耐えられるものは30度近くても使えますし、
逆に限界使用温度が10度とかのものは25度が上限になってたりします。
なので範囲が広いものをもっておけば年がら年中使えると言う事ですね。
最近はキャンプがブームになっているようで、初心者からベテランまで多くの人をキャンプ場で見かけます。
ですが初心者もベテランも寒さ対策を怠れば等しく死を迎えます。
自然には勝てません。
ですが逆に言えば寒さ対策をしっかりすれば、初心者でもベテランでも楽しめます!
これから冬キャンプを始めようかなって人はこの記事を参考にしていただけると幸いです。