MOKUSEIのガジェット通信

しがない工員のMOKUSEIがガジェットやゲームについてタラタラ書いていくブログです

働いてわかった交代勤務のメリットとデメリット。

僕は2016年に工業高校を卒業し、今の会社に就職してからつい先日まで3交代勤務をしていた。

朝夕夜の三つの時間帯を3班でそれぞれ行う勤務形態で、一週間ごとに勤務形態がずれる。詳しくはWikipediaを見て欲しい。⇨ シフト勤務 - Wikipedia

今の会社に入る際、僕は昼勤務の方に応募して入社試験を受けたのだが、研修終了後配属されたのはなぜか3交代勤務の職場だった。

最初は夜勤終わりにゲーセンにいくなど、それぞれの勤務時間のメリットを生かして生活を続け、それなりに楽しんでいた。

まぁ結局身体とメンタルがやられたので昼勤務に異動してもらったのだが。

 

3交代勤務はお金が多くもらえる代わりに身体に莫大な負担がかかる事は始める前から知っていたが、続けるうちにもっと別の悪影響が見えてきた。

疲れが尋常じゃない上、人間らしくない生活リズムで身体が持つわけがない。

でもデメリットだけはなく、メリットもたくさんあったのだ。
なので今日はそれを紹介しようと思う。

メリットデメリット、向いてる人向いてない人それぞれ書くので参考にしてほしい

 

目次

 

1.メリット編

①お金が多くもらえる 

 

まぁ交代勤務のメリット といったらこれが一番でかいだろう。

昼勤務の場合と比べて、交代勤務手当と深夜勤務手当合わせて給与が5割近く増える。

これはめちゃくちゃ美味しい。

お金に余裕ができるので、毎月でかい買い物をしても全然大丈夫なのだ。

高いご飯を食べることもできるし、毎月旅行も正直余裕にできる。

よほど派手なギャンブルとかしない限りお金が底をつく事はない。

交代勤務はお金には困らないのだ。

 

 ②ほぼ定時で帰れる

ほぼ定時(残業しないとは言ってない)

夜勤や夕勤はほとんど定時で帰れる。

誰かが有給休暇つかったりして人員の補充が必要なので残業になることはあるが、1ヶ月の半分は定時で帰れる。

そもそも夜勤の時残業してまでやる事がないのだ。

なのでほとんど残業がないに等しい。

 

 

俺の職場はそうではなかったけどな!!!!

 

 

③仕事終わりにできる事が多い

できる事というよりは行けるとこが多いの方が正しい言い方かもしれない。

夜勤終わりなら病院も空いているし、銀行や役所も余裕で行ける。

昼勤務の場合、役所に行くには休みをとるか半日休暇を取らなければならないが、交代勤務の場合仕事終わりにも仕事前に行くのも可能なのだ。

 

以上が個人的に感じたメリットだ。

3つしか浮かばなかった。

 

次は交代勤務のデメリットを書いていくぞ。

 

2.デメリット編

疲労がすごい!

 

まぁこれは生物学的には仕方がない事だと思う。

人間は夜行性動物ではないので、夜中に活動すると身体に負担がかかる。

個人差で向き不向きがあるかもしれないが、僕は夜勤時の疲れがすごかった。

 

就職するまでの約18年間、僕は朝起きて夜寝る生活を続けていたのだ。

たまに夜更かしして生活リズムが乱れることはあっても、基本的には朝8時には起きて0時には寝ていた。

身体に染み付いたそのリズム、果たしてすぐに変える事ができるだろうか。

 

 

僕はNOだ。

というか身体がNOを突きつけてきた。

働くうちに慣れてはくるものの、それでも疲労は早番時の数倍溜まっていった。


そんな馬鹿でかい疲労を休みで回復できるわけもなく、俺はだんだんと壊れていった。

肉体面はまぁ風呂入って寝れば回復するけど精神面はどんどん壊れていった。

 

しかも3交代なので生活リズムは3パターン。

一週間ごとに切り替わる生活リズム。

疲労は寝ても回復せず、休日は疲れて動けずに何もできないので全くリフレッシュできない。

疲労は溜まっていく一方だった。

 

❷平日にあまり遊べない

 

これはどういう事かと言うと、俗に言う「アフターファイブ」と言うものがほとんど存在しないのだ。

早番の時は友人と飯にいくぐらいは余裕でできるが、夕勤夜勤に関してはなにもできないのだ。

 

夕勤は定時が23時なので、帰りに遊びに行けるのが夜中も空いてるゲーセンぐらいしかない。

買い物なんてマックスバリュとかでしかできないし。

ラーメンぐらいなら食いに行けるが、ほとんどの友人はもうすでに寝てしまっている。

一人でゲーセンいってラーメン食うのが精一杯の贅沢だった。

 

夜勤はもう遊びに行けるわけがない。

体力的にな。

「いや全然余裕っしょwwww」って思う人、夜更かししてみろ。

ゲームとか遊ばずスマホとか一切なし娯楽なしの状態で緊張感をずっと途切れさせる事なく夜を明かしてみろ。

疲れでなにもできないはずだから。

 

まぁデメリットに関しては以上の二つで全て説明できる。

とりあえず疲れが半端ないのだ交代勤務は。

 

 

じゃあどんな人に向いているか。

「健康を犠牲にしてまで金が欲しい人」

「夜働いても身体に異常が起きない人」

この二つに当てはまる人だ。

これに当てはまるなら交代勤務でじゃんじゃんお金を稼げばいいと思う。

 

だけど少し考えて欲しい。

「健康は金で買えない」

お金が沢山もらえれば欲しいものは沢山買える。

それは当たり前の事だ。

でも身体は必ずダメージを負う。

金の代償に身体を切り売りしているようなものだ。

それは不可逆的関係である故、切り売りした身体は年齢を重ねるごとにボロボロと朽ちていく。

60まで続けた時にはもう死がすぐ目の前に迫っているだろう。

 

そんな人生は嫌でしょう?